2カ国目。スペイン・バルセロナ。

9月19日。
10時。バルセロナの空港に到着。ここは夏。

滞在先はヨヨの家。
しかし、彼女は仕事でパリに滞在中の為、今日だけホステルに滞在。

空港からホステルへタクシーで行こうと思っていたが...
とにかくインフォメーションカウンターで聞いてみる。

メトロを2本乗り継いだら、簡単にいけそう。
節約、節約。

メトロでDiagonal駅へ。

ホステルを探して、うろうろ。迷う。
とりあえず、道行く人に尋ねる。
英語が話せなくても、皆自分のことのように心配して、助けようとしてくれる。
暖かい人達。

無事到着。スーツケースとバックパックを部屋に置いて、さぁ外へ。

向かった先は、ガウディの建物、カサ・ミラ

角という角を全て取り払った、素晴らしい建築物。

バルセロナに着いた事を実感。急にほっとしてお腹がすく。
そして、カフェに入り、初のカタラン料理。

ツナ+ぱりぱりしたパン。

腹ごしらえをして、次に向かったのは、
アントニ・タピエスの美術館。
彼は現代美術の巨匠だ。数か月前に亡くなってしまったけど...
小さいギャラリーだったけど、気がつけば、2時間もいた。


彼の作品は素晴らしい。

大満足して、部屋に戻る。
一晩ドミトリーをシェアする女の子に出会う。
アメリカ人の女の子。大学で映画制作の勉強をしているそう。
一週間、イタリアでコースを受ける為にヨーロッパにきたらしい。
帰る前に、バルセロナに立ち寄った。と言ってた。
せっかくだし、一緒に夜ごはんを食べに外へ。
良い感じのお店を見つけて入ってみる。


ワインを飲んでいい時間を過ごした。

ドミトリーに泊まると必ず!と言っていいほど、いい出会いをする。
違う国籍、バックグラウンド、文化。刺激が多い。

翌朝...10時にチェックアウトを済ませる。
朝から、サグラダ・ファミリアへ。
驚く。チケットを買うのに
長―――――――――――――――――――い列。
太陽の下、2時間並ぶ。
私の前はアメリカ人カップル。
後ろはアメリカ人のご老人グループ。
1時間ほど待った時、
突如、イタリア人であろうおばちゃんグループがしれっと列に割り込んでくる。
異変に気付く前後のアメリカ人。
ちょっとあんた!!!ちゃんと列に並びなさいよ!!!
私たちは彼女(私)の後ろだったんだから!!(後ろのグループ)
さすが、ストレートに言う。笑。
気持ちがいいくらい直球だ。
おばちゃん撃退成功。
私たちはハイタッチをして祝福したのでした。

いよいよ、中へ。


植物、自然からインスパイアされた彼の建築。
さまざまな場所でそれを垣間見ることができた。

ずっと鳥肌。
人の鳥肌を10人分借りたいくらい。^^

帰りにガウディの別の建築物カサ・バトリョも見る。
壁面に埋め込まれた色とりどりのガラス・モザイクに光が反射して
とても美しい。

そうこうしてる間に、ヨヨが仕事を終わらせて、ホステルまで
向かいに来てくれた。
そして彼女のフラットへ。今日からしばらくここに滞在。

夜から彼女の仕事仲間のシルビアと3人で、彼女たちのお気に入りのバーへ。
おいしいハムを味わう。
シルビアはヨヨと同じMANGOで働いている。
彼女はカジュアル部門担当。
プリントのデザインをしている。

帰ってからは、3人でテラスから月を眺めた。
そんなバルセロナ2日目の夜。